募集されているさまざまなジャンルのオーディションに応募するにあたって、どのような対策を講じておけばいいかということは、オーディションを受けようと考えるなら一度は必ず調べることになります。
目標が何かしらのオーディション合格にあった場合、普段から自分を磨くことを日課にしたり、必要な習い事をしたり、資格を取るなどのスキルアップに取り組んだりなど、さまざまな努力を行いますが、ふいに受けてみようと思い立ったにしても、照準を合わせて受けるにしても、どんなオーディションを受ける場合にもまずしなければならないのは、そのオーディションへの応募用紙を作成し、送付しなくてはなりません。
本人が送る場合や、身内や親類が送るにしても、どれだけ意気込みがあっても書類審査が受からなければオーディション会場へ行くこともできず、審査員に会うことも叶いません。
書類審査で落ちてしまうということは、書類から感じられる雰囲気に惹かれなかったということにほかなりません。応募用紙1つでもただ書けばいいというものではなく、書類は自分を映す鏡だと考え、しっかり丁寧に、虚偽のないように作成することが大切です。
まず書類審査では、直接会うわけではないことから書類に貼られている写真を見て、応募をしてきた人を知ることになります。第一印象は写真が大きな印象を与えることになります。
その後書かれてある名前や、自己紹介、自己PRなどを順に読んでいくことになるので、最初に目が向く写真は、適当なものを用意するのではなく、きちんと撮影されたものが好ましいです。
ピンぼけしていたり、加工したプリントシールを貼ったり、あまりに古い写真を使ったり、手元にあった適当なものを貼るということはそのオーディションに対する姿勢そのものを判断されることにもなります。
たかが書類だと適当な気持ちで、雑に作成した書類で簡単に受かるようなオーディションでは、何かが怪しいと考えたほうが良い可能性があります。
名前の文字など、字が下手であっても、書きなぐったような文字ではなく、丁寧に書かれたものなら好感が持てます。要するに初めに受けるオーディションが書類審査であり、自分を表現するものがその応募用紙なのだと思えば自ずと丁寧に作成しようという気になります。
最近では未成年が応募することも多くあり、本人が書くのであれば保護者がチェックを行い、子役のオーディションなどであれば保護者が作成して送ることになります。
いずれにしろなるべくなら空欄を作らずに、自分を表現する1つの場所として考え、作成をすることが審査をする側からしても好ましく映るものです。書類審査の次に面接という場合、今度は生身の自分をみてもらうことになるので、身なりを整え面接へ向かいます。
この整えるというのは痩せるという意味ではありません。どんな体型でも自分らしく整えるという意味です。造作に加工を加える必要はなく、身だしなみをきちんとするということは、どの場所に行く場合でも同じことです。
いくら普段通りの自然体でとなっていても、何も気を遣わないというのは間違っているため、その場に合わせて整えるのは常識です。礼儀に始まり礼儀に終わるということも大切です。
自分が何になりたいのかという目標がすでにあるのなら、その目標に向かってのオーディションに力を入れて取り組んでいく姿勢を大切にし、まだ自分が何に合うのかわからないため、可能性をつかむためにオーディションを受けてみるということでも、自分が何かをしたいという気持ちがあれば、真摯に取り組んでいけます。
俳優だけでなく声優や舞台俳優、お笑い、モデルにタレントなど、憧れの職業を自分のものにしたいと考える一歩が対策の始まりです。オーディションを受けることのきっかけが軽い気持ちの場合でも、やるからには自分をきちんと表現することを忘れないように応募用紙へと向かいあうことが大事です。